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【就活】最終面接は重役 ウマいやり方解説 (Vol.170)

最終面接で重役や役員クラスの面接官と対峙し、なぜか手応えがあったのに落ちてしまう。そんな経験がある就活生に向けて、Utsuさんは50代以上のビジネスパーソン特有のコミュニケーションの癖と、若手とのすれ違いが起きやすい4つの場面を解説する。NG集を何十個も覚える必要はなく、この4パターンさえ押さえておけば最終面接の突破率は大きく変わるという内容だ。

褒められたら謙遜、逆説的な指摘は一度受け止める

1つ目は、褒められた際に反論してしまうケースだ。「TOEIC900点かすごいね」と言われて「本当は940点いけたんですけどね」のように返す学生がいるが、これは不要なアピールであり逆効果だと指摘する。褒められたら「たまたまうまくいった部分もあって」程度の謙遜で十分だという。

2つ目は、重役が物事の両面を突くような逆説的な質問をしてきたときに、即座に否定してしまうケースだ。「友達が多いと逆に付き合いが薄くなりませんか」といった問いは攻撃ではなく、重役が日常的にしている両面的な会話にすぎない。ここで即座に否定するのではなく、「確かにそういう面もありますね」と一度受け止めたうえで自分の話につなげることが、人間的な魅力として評価されるとUtsuさんは語る。

沈黙のサインを見逃さない

3つ目は、面接官の語尾が濁ったり、重役が沈黙したりする場面に気づけないケースだ。「そういうふうに考えるんだね」と言って重役が黙り込むような瞬間は、志望動機などの中で何かが引っかかったサインであり、ビジネスの世界で生きてきた人が最後に与えているチャンスだとUtsuさんは説明する。会話がおかしく終わったと感じたら、「何か引っかかる点はありましたか」と聞き返し、指摘されたら「勉強不足でした」と素直に受け止めることで、最終面接まで来た距離を無駄にしないよう促している。

「参考になります」は禁句

4つ目は、ほぼ全員が使ってしまうという「参考になります」という返答だ。重役が事業への思いを熱く語った後にこの言葉を返すと、「自分で決めます」という突き放した態度と受け取られ、評価が下がることがあるという。人事側が今どきの若者の反応だと説明しても、ビジネス側の意見が通ってしまうケースが多いと語られている。代わりに、目を見て「さらにやる気が出ました」と伝えるだけで印象は大きく変わるとUtsuさんは勧めている。

要点

  • 褒められたときは反論やアピールの追加をせず、謙遜する程度にとどめる
  • 重役の逆説的な質問や沈黙は攻撃ではなくサインであり、一度受け止めてから返すことが評価につながる
  • 「参考になります」は突き放した印象を与えるため、「さらにやる気が出ました」など前向きな一言に置き換える

重役面接特有の会話の癖を事前に知っておくだけで、最終面接での評価は大きく変わるとUtsuさんは締めくくっている。