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就活でコケる高学歴の特徴
いい大学に入ったのに、なぜか就活だけうまくいかない。そんな高学歴の就活生に向けて、Utsuさんは「半分以上がそれなりの就職先に辿り着けない」現実の原因をシンプルに解説する。スペックや対策の量ではなく、面接官にどう映るかという視点が抜け落ちていないか、この記事で確認してほしい。
採用担当の世代交代で基準が変わった
Utsuさんは、コロナ以降、採用を決める層の年代が下がってきていると指摘する。就職氷河期を経験した世代が採用の現場に入ってきたことで、バブル期入社世代がよしとしてきた「規定演技ができていればいい」という基準は通用しなくなり、本当に仕事で使えるかどうかをより厳しく見る「戦闘集団」的な採用に変わってきたとUtsuさんは語る。
熱意不足より厄介な「難しすぎる人間」問題
それなりの大学の学生に対して採用側が感じる問題は大きく二つあるとUtsuさんは説明する。一つは熱意不足だが、これは本人も自覚しやすく、熱意の向く会社に出会えば解消される。もう一つ、なかなか理解されないが毎年繰り返し伝えているのが「難しすぎる人間になっている」ことだという。受験や就活対策を真面目にやり込むほど、対策を積めば積むほど面接官から見て理解しづらい人間になっていくというのがUtsuさんの指摘だ。
面接官が求めているのは「分かりやすさ」
面接官がシンプルに求めているのは「分かりやすい人だな」という一点だとUtsuさんは語る。かつての政治家・小泉純一郎氏の例を挙げ、難しいことを言わなくても分かりやすく人情味がある人物は「なんかいいですね」と思わせる力があると説明する。答えの一貫性や軸と経験のつながり、表情の自信といった、よく言われる評価要素は、分かりやすい人間ができていれば自然と表現されるものであり、個別に取り繕おうとするからうまくいかないとUtsuさんは断言する。
対策はバラバラにやらず、軸をシンプルに持つこと
分かりやすさを担保する対策はただ一つ、バラバラに考えないことだとUtsuさんは述べる。売上高や社員数、業界内の位置づけといった枝葉の情報を並べる必要はなく、その会社でやりたいことをシンプルに持ち、自分のやりたいこと・できることを総動員して臨めば十分に勝てるという。2〜3回言葉を交わせば人柄は大体伝わるものであり、素直に「やりたいんだな」と思ってもらえるかどうかのゲームなのに、変な情報ばかり集めて難しく考えすぎていることが、高学歴層が半分以上つまずく理由だとUtsuさんは結論づける。
要点
- 採用担当の世代交代により、規定演技だけでは通用しない「本当に使えるか」を見る採用に変わってきている
- 熱意不足よりも根深いのは、対策をやり込むほど面接官から見て理解しづらい「難しすぎる人間」になってしまうこと
- 評価される要素は個別に取り繕うものではなく、分かりやすい人間になれば自然と表現される
対策を積み重ねる前に、自分がシンプルに「分かりやすい人間」になれているかを振り返ることが、納得のいく就活のスタート地点につながる。