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就活失敗する人に最も多い特徴〜「最後に質問はないですか?」を例に説明〜 (Vol.174)

面接の逆質問で何を聞けばいいか分からない、質問しても面接官の反応が薄いと感じている就活生に向けた内容。Utsuさんは、就活で失敗しやすい人に共通する最大の特徴として「意図のなさ」を挙げ、「最後に質問はありますか?」という定番の場面を例に、意図を持つことの重要性を解説する。

できない人に共通する「意図のなさ」

Utsuさんは、様々な仕事のやり方や職場でのやりとりを観察してきた経験から、仕事ができない人・平均以下と評価される人には共通点があると指摘する。それは「意図がない」ということだ。「あいつはイマイチだ」「あいつは弱い」と言われてしまう原因は、突き詰めればすべて意図した行動がないことに集約されるとUtsuさんは語る。これは就活生に限らず社会人にも共通する根本的な話であり、Utsuさんが最も伝えたい内容だという。

逆質問で意図が問われる場面

具体例として、面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれる場面が挙げられる。ダメなパターンでは、就活生が「御社の〇〇事業の成長性について教えてください」と質問し、面接官が無難に答えて終わる。一見普通のやり取りに見えるが、面接官には「何も考えていないな」と思われてしまうとUtsuさんは指摘する。さらに面接官から「なぜあなたにとってそれが重要なのですか?」と問い返された途端に黙ってしまうケースもあり、そうなると「この人はダメだ」という評価につながる。どんな質問であっても、「なぜそれを聞くのか」と問われたときに答えられる意図が背後になければならない、とUtsuさんは強調する。

意図がある質問の模範解答

Utsuさんが満点だと語る質問例は、新規開拓の仕事に携わりたいという志望と結びつけたものだ。「御社の〇〇事業の成長にはグローバルな販路開拓が必要だと考えている。仮にその事業に携わるとしたら、今後どのようなスキルが求められるか」という趣旨の質問は、面接全体で話してきた自己PRや志望動機と一貫しており、入社意欲と成長意欲の両方が表現されている。この質問なら、面接官も「まずは国内事業で経験と人脈を積んでいけば、そういったチャンスもあるかもしれない」といった前向きな回答をしたくなる、とUtsuさんは説明する。

すべての行動に意図を持つこと

Utsuさんは、発言・記述・行動のすべてにおいて「なぜそうするのか」と問われても答えられる意図を持つことが、平均以上と平均以下を分ける決定的な差だとまとめる。ライブ配信などでも「自分はこう思うが、どう思うか」という形で自分の意図を乗せた質問をしてみることを勧めている。なお、社会人で平均以下のパフォーマンスが続く人の中には、何らかの経験によって意図や思いを封じ込められてしまい、組織の問題として意図が失われているケースもあるとUtsuさんは補足する。これは個人だけで解決できるものではなく組織側の問題である場合もあるが、いずれにせよ意図のない行動は一円の価値も生まないというのがUtsuさんの考えだ。

要点

  • 仕事ができない人・平均以下と評価される人に共通するのは「意図のなさ」である
  • 逆質問は、なぜそれを聞くのかと問われても答えられる意図が背後にあるかどうかで評価が大きく変わる
  • 自己PRや志望動機と一貫した意図のある質問は、面接官からも前向きな反応を引き出せる

発言・記述・行動のすべてに「なぜそうするのか」を語れる意図を持てるかどうかが、就活でも仕事でも平均以上と平均以下を分ける分岐点になる。