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【就活面接の答え方】他社の選考状況を教えて下さい
「他社の選考状況を教えてください」と聞かれてどう答えればいいか分からず、正直に言っていいものか迷う就活生は多い。Utsuさんはこの質問を「マジでボーナス質問」と位置づけ、答え方次第で自己PRにもつながると語る。企業がこの質問をする意図から、実際の回答の組み立て方までを解説する。
企業が聞いている2つの意図
Utsuさんによれば、他社の選考状況を聞く企業の意図は大きく2つある。1つ目は、会社選びに一貫した軸があるかどうか。2つ目は、すでに内定を持っているかどうかである。企業は他社でも選考が進んでいる学生になるべく優先的に早く内定を出したいと考えるものなので、内定をもらっている場合は素直に伝えた方がよいとUtsuさんは指摘する。たとえ競合企業からの内定であっても、「受かる自信はあるが、御社から内定をいただければ必ず御社に行く」という趣旨で答えれば問題ないとのことだ。
一貫性のある回答は人生の目的から組み立てる
難しいのは1つ目の「一貫性を持った会社選びをしているか」という観点だとUtsuさんは語る。ただしこれは、人生の目的にきちんと向き合っている人であれば、そのまま答えるだけで済むという。例として、自動車メーカーとロボティクス企業を併願しているケースが挙げられている。人生の目的として「ものづくりを通じて世界の人々の生活を向上させたい」といったテーマを掲げ、その目的に照らして各社の事業内容や強みを比較し、「どちらが良い悪いではなく、自分のやりたいことに最も近いフィールドを選ぶ」という形で結論づける回答例が紹介されている。
なぜボーナス質問なのか
この質問がボーナス質問である理由は、回答の中に自己PRを盛り込めるからだとUtsuさんは説明する。「人生の目的があり、その実現に最も近いフィールドはどこか」という観点で語ると、面接官には響くものがあるという。面接官が知りたいのは知識ではなく、学生の思いであり、その思いに納得感があれば強く印象に残る。さらに、人生の目的を前提に自社を評価されることは、面接官自身が気づいていなかった視点での評価となり、新鮮な発見にもなるとUtsuさんは述べる。企業研究についても、「自分が何をやりたいか」を軸にその会社のあり方を調べていくものだとし、これとセットで考えれば、他社比較を交えながら志望企業の優位性を語れる質問になると語る。
人生の目的を起点にすれば怖くない
Utsuさんは、この質問に身構える必要はなく、やるべきことをやっていれば自然に答えられると語る。人生の目的を見据え、その手段として会社やフィールドを選び、「自分は何をするのか」というDoを起点に企業研究を広げていけば、企業研究自体が楽しくなり、この種の質問で詰まることもなくなるという。自分の人生の目的のもとに選んだ会社で働く姿を想像しながら取り組むことで、志望度も自然と上がっていくとまとめている。
要点
- 他社の選考状況を聞く意図は「会社選びの一貫性」と「内定の有無」の2つ
- 内定がある場合は正直に伝えつつ、その企業への入社意欲をセットで伝えればよい
- 人生の目的を起点に企業研究・回答を組み立てれば、自己PRと他社比較を兼ねた強い回答になる
人生の目的を軸に据えれば、他社の選考状況を聞かれても身構えず、むしろ自己PRの機会に変えられるはずだ。