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就活生になったつもりで吉野家志望のエントリーシートを書いてみた〜自己PRと志望動機を解説〜 (Vol.165)
エントリーシートの自己PRと志望動機を「どう書けばいいか分からない」という就活生は多い。Utsuさんは実際に吉野家を志望する設定でES例文を作成し、書き方の技術を解説する。文章のテクニックだけでなく、内容の作り方まで具体的に示した内容になっている。
自己PRは「意外性」と「短文」で読ませる
Utsuさんが示した自己PR例は、「明るい人間ではありません。しかし明るく振る舞うことはできます」という書き出しから始まる。Utsuさんは、あえてタブーとされがちなネガティブな自己評価を冒頭に置くことで、読み手の「えっ」という驚きを引き出し、注意を引きつける狙いがあると説明する。エントリーシートは多くの応募者の中から目に留めてもらう必要があるため、こうした意外性のある書き出しが効果的だと語る。
もう一つの重要なポイントは、一文一文を短くすることだとUtsuさんは指摘する。自分のことを書くと、言い訳や修飾語を加えたくなり、文章がどんどん長くなりがちだが、飾りや言い訳は不要であり、面接官が気になった点はその場で聞いてくるので、その時まで待てばよいという考え方を示す。短い文でシンプルに一つのストーリーを作ることを勧めている。
学生時代の経験は「なぜそう言えるのか」の裏付けに
例文では、新設校でテニス部をゼロから創設し、2名から37名まで部員を増やした経験が語られる。Utsuさんは、これを「学生時代に力を入れたこと」として別立てにするのではなく、「自分はこういう人間です、なぜそう言えるのかというと」という一つの流れの中に組み込むシンプルな構成にしていると説明する。自己PRと経験談を無理に分けず、一貫したストーリーとして提示する書き方が紹介されている。
志望動機は3要素で組み立てる
志望動機については、「なぜその業界を志望するのか」「なぜその会社なのか」「どれだけ強い思いがあるのか」という3つの要素をカバーすれば、それなりの内容になるとUtsuさんは語る。例文では、両親が経営するレストランで育った経験から「日本の食」を志望テーマとして提示し、海外展開に力を入れている点を志望企業を選んだ理由として挙げ、将来は実家のレストランを海外進出させたいという思いを添えている。
さらに、思いの強さを裏付けるために、小学1年生の頃に父親へ誕生日プレゼントとしてキャベツを贈った実話のエピソードを盛り込んでいる。Utsuさんは、「頑張りたいです」だけで終わる志望動機は面接で突っ込まれやすいが、思いがストーリーで裏付けられていると話がスムーズに進むと述べる。実際にこの話は面接でも好評だったといい、面接官世代には親子の情に触れる話が響きやすいという点も語られている。
要点
- 自己PRは意外性のある書き出しで読み手の注意を引き、一文を短くして飾りや言い訳を省くことがポイント
- 学生時代の経験は自己PRと切り分けず、「なぜそう言えるのか」を裏付ける一連のストーリーとして書く
- 志望動機は「業界を選ぶ理由」「会社を選ぶ理由」「思いの強さを示す実話」の3要素で構成する
自己PRと志望動機の書き方に悩む就活生にとって、実例を通じた具体的な構成の作り方は今すぐ実践に活かせるヒントになるはずだ。