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【就活】セコい志望動機「IT業界」コピペで簡単作成【転職】 (Vol.258)

「志望動機が書けない」「とりあえずIT業界を滑り止めにしたい」という就活生に向けて、Utsuさんが法人向けIT業界の志望動機をテンプレート化して解説する。自己PR・エピソード・志望理由をどう組み立てるかを具体的な型で示し、さらに企業選びで避けるべき業態にも触れている。

志望動機を作る4つの要素

Utsuさんは、IT業界の志望動機は「自己PR」「自分固有のエピソード」「なぜITか」「なぜ御社か」の4点で組み立てられると説明する。自己PRについては、就活生自身の経験次第としつつも、「人を動かすことに長けている」「スマホで人やものをつなげる」という軸でエピソードを用意するとよいと語る。

エピソードの部分では、スマートフォンとともに育ったデジタルネイティブ世代であることを活かし、「激動の時代」という大人がよく使う表現をあえて否定し、「自分にとっては普通の変化だった」と語ることで、さりげなく世代的な強みをアピールできると指摘する。そのうえで、海外の巨大IT企業と日本企業を比較し、「日本企業こそ高度化すべきではないか」という問題意識を持つに至った、という流れに繋げるとよいとする。

「なぜITか」「なぜ御社か」の作り方

「なぜITか」については、AI・IoT・クラウドといった個々の技術を詳しく知らなくても構わないとしつつ、企業がデジタル技術で変わっていくこと全体を指す「デジタルトランスフォーメーション」という言葉だけは押さえておくべきだと語る。これから起きる変化にワクワクした結果、「一つの業界には絞れない」と感じ、多くの企業の変革を支援できるIT業界に行き着いた、というストーリーが有効だとする。

「なぜ御社か」については、説明会で先輩社員の話を実際に聞くことを勧めつつ、「モチベーションが高い」という表現は避けたほうがよいと指摘する。IT企業の社員が皆モチベーション全開というわけではないため嘘っぽく聞こえてしまうといい、代わりに「社会的な意義を感じている」といった角度から語る方が説得力を持つと語る。

企業規模による使い分けと注意点

Utsuさんは、大手SIer(要件定義から順に工程を進めるウォーターフォール型)と、短いサイクルで開発を進めるウェブ開発系(アジャイル型)とでは志望動機の締め方を変えるべきだと説明する。大手SIerは一つのプロジェクトの規模が大きく社会的インパクトが強い点を、ウェブ開発系はスピード感を持って多くの挑戦ができる点を強みとして語るとよいとする。

また例文の中で「時には現状に寄り添いながら」という一文を入れることの重要性にも触れる。IT企業の実態の多くはルーティン業務であり、変革への熱意だけを前面に出すと「地味な仕事に耐えられるのか」と懸念されかねないため、この一文でそのリスクを補っていると語る。

SESという業態への注意

最後にUtsuさんは、エンジニアを客先に常駐させる「SES」という業態について注意を促す。大規模プロジェクトの単純作業を任されることが多く、成長期に同じ作業を繰り返すことになりかねないと指摘する。見分け方として、取引先リストにエンドユーザー企業がきちんと掲載されているかを確認し、取引先が同業のIT企業ばかりだったり非公開だったりする場合はSESの可能性が高いと語る。

要点

  • 志望動機は「自己PR」「自分固有のエピソード」「なぜITか」「なぜ御社か」の4要素で組み立てられる
  • 大手SIer(社会的インパクトの大きさ)とウェブ開発系(スピード感・多くの挑戦)で志望動機の締め方を使い分けるとよい
  • エンジニアを客先常駐させるSES業態は成長機会が限られやすく、取引先リストの内容で見分けられる

志望動機の型に頼りつつも、自分のエピソードと企業研究を組み合わせて、面接でも自分の言葉として語れるようにしておくことが大切だと言える。