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【就活】笑顔でお祈り1次面接 評価軸と対策 (Vol.182)

「一次面接でなぜか落ちてしまう」「対策しているのに通過できない」と悩む就活生に向けた内容。一次面接がどんな評価軸で行われているのかを知らないまま臨むと、思わぬところで減点されてしまう。一次面接の仕組みと具体的な立ち回り方を整理する。

一次面接の目的は「ダメな人を落とす」こと

Utsuさんは、一次面接の目的は極めてシンプルで「ダメな人を落とすこと」だけだと語る。面接官は「上司に会わせても失礼にならないレベルの学生かどうか」を見ており、最も重視されるのはマナーと見た目、つまり最低限のことができているかどうかだという。ここでいう見た目とは、かっこいい・かわいいといった容姿の話ではなく、服装や仕草を含めた全体の雰囲気を指す。これは内面から変えていく必要があり、「選んでいただく」という気持ちと意図を持って行動しなければなかなか改善されない、とUtsuさんは指摘する。また一次面接は30〜40代の中堅社員が担当することが多く、「この学生と一緒に働きたいか」という適性の観点も重要な評価軸になる。全体として求められるのは安定感だと語られている。

一次面接は「得点制」であり「減点制」

一次面接最大の特徴は、印象ではなく評価項目ごとに点数をつける得点制であることだとUtsuさんは説明する。マナー・会話力・思考力・意欲・適性といった5項目程度で採点され、面接官は複数名おり、それぞれがつけた点数が後から合計される仕組みだという。特定の面接官と話が盛り上がっても、他の面接官の評価が低ければ合計点は伸びない。満点を取った学生よりも、各面接官から均等に安定した点数を取る学生の方が結果的に高得点になるケースもあると語られる。そのうえでUtsuさんが最も強調するのは、一次面接は本質的に「減点制」だという点である。得点を積み上げようとするより、全ての面接官からの減点を防ぐことこそが通過の近道だと指摘する。声が小さい、暗い、会話力が低い、気に障る言動がある、といった要素はいずれも大きな減点要因になり、思考力や意欲がどれだけあっても評価が下がってしまうという。

目指すべきロールモデルは「テレビのアナウンサー」

では具体的にどう振る舞えばよいのか。Utsuさんが勧めるロールモデルは、テレビのアナウンサーだと語る。ハキハキ喋り、暗さを見せず、突っ込まれても笑顔で返し、ジョークにはジョークで切り返す。一方で極端なことは言わず、自分が主役になろうともしない。アナウンサーがこうした振る舞いをするのは、テレビという1億人に向けた発信では好感度がすべてであり、常に10段階中5〜8のレンジに自分のスタンスを保つ意識があるからだとUtsuさんは説明する。一次面接でもこの姿勢を意識し、問いかけにしっかり答え、ジョークにうまく切り返すことができれば、好感度という観点だけで通過できると語られている。

要点

  • 一次面接は「ダメな人を落とす」場であり、マナー・見た目・適性など最低限の安定感が見られている
  • 評価は複数面接官による得点の合計で決まるため、一部だけ盛り上がっても意味がなく、実態は「減点制」であることが最重要
  • 目指すべき振る舞いはテレビのアナウンサー型。ハキハキ・明るさ・ジョークへの切り返しで好感度を保ち、減点を避けることが通過の近道

一次面接は特別なアピールよりも、減点を防ぎながら好感度高く振る舞うことが通過への近道だと言えるだろう。