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【就活】最後に言い残したことはないですか?

面接の最後に「何か言い残したことはありますか?」と聞かれ、うまく答えられずに終わってしまった経験はないだろうか。この質問の意図を誤解したまま自己PRを重ねてしまうと、かえって評価を下げかねない。面接終盤のこの問いにどう向き合うべきか悩む就活生に向けて、Utsuさんの解説を整理する。

逆質問とは違う、「最後の質問」の意味

Utsuさんは、「言い残したことはありますか?」という質問は逆質問と似ているようで異なると指摘する。逆質問は自己紹介や志望動機の深掘りが終わった選考半ば〜3分の2ほどのタイミングで行われるのに対し、この質問は選考が本当に終わった最後の場面で問われるものだと説明する。意図としては、単なる社交辞令として全員に聞いているケースと、不合格にしようとしている学生に悪くない印象で終えてもらうために問いかけているケースの2パターンがあり、後者は10社中2社程度の割合ながら無視できないとUtsuさんは語る。いずれにせよ、この質問が出た時点で選考の結果はほぼ決まっているという点を押さえておく必要があると述べる。

「反省で終わる」がベストな回答

Utsuさんが勧める答え方はシンプルで、反省で終わることだという。例えば「ありません、御社が第一志望です、よろしくお願いします」という前向きな締めくくりは一見よく見えるが、率直に言って20〜30点の回答だと厳しく評価する。企業が学生に求めるのはやる気・能力・将来性であり、反省で終わることが効果的なのは、その学生に成長余地があることを示せるからだとUtsuさんは説明する。

具体的な反省の伝え方と逆転の可能性

具体例として、面接中に指摘を受けた点(例えば海外事業への理解不足など)を振り返り、「思いが強すぎるあまり十分に調べられないまま臨んでしまった」「入社までの期間で反省しながら、配属初日から活躍できるよう突き詰めていきたい」といった形で、その面接官とのやり取りでしか共有されていない具体的な反省を率直に伝えることを勧めている。こうした締めくくりは好印象を残せるだけでなく、仮に不合格にしようとしていた場合でも、反省の言葉をきっかけに面接官が「もう少し話を聞いてみよう」となり、評価が変わる可能性もゼロではないとUtsuさんは語る。

敬意があれば自然と反省と感謝が生まれる

Utsuさんは、目の前の面接官は自分が生まれる前からその会社で働いているプロ中のプロである場合もあり、自分が勝てる部分などないと述べる。だからこそ感謝や反省の気持ちは自然と生まれるはずだとし、それが生まれるかどうかは面接官や会社に対して最大限の敬意を持って臨んでいるかどうかにかかっていると指摘する。入社後に役員クラスと直接話す機会はほとんどなく、最終面接こそそうした方々と向き合える貴重な機会であるため、真剣に向き合っていれば自然と反省点や感謝が湧いてくるはずだと語る。

要点

  • 「言い残したことはありますか?」は選考終盤の問いで、逆質問とは異なり結果はほぼ決まっている段階で発せられる
  • 前向きな自己PRで締めくくるより、面接中の具体的なやり取りを踏まえた「反省」で終える方が成長余地を示せて効果的
  • 面接官への敬意を持って臨めば、反省と感謝の言葉は自然と生まれ、評価が覆る可能性も生まれ得る

面接の最後の一言は、これまでの敬意ある姿勢が試される総仕上げの瞬間だと言えるだろう。