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【就活】企業研究はコレだけを意識するべき
「企業研究って結局何をすればいいの?」「業界地図や財務データを覚えても面接で使えない」と悩む就活生に向けた内容。Utsuさんは、数字を暗記する企業研究ではなく、自分がその会社に入って何をしたいかという視点で調べることの重要性を語る。
売上や利益を覚えても意味がない
企業研究というと、売上・利益・時価総額・PERといった財務指標を思い浮かべる人は多い。しかしUtsuさんは、これらを面接で問われる場面は少ないと指摘する。「うちの会社の売上を知っているか」といった質問が出るのは、応募者が的外れな発言やどこの会社にも通用するような発言をしたときくらいだという。実際にOB訪問で数年前の売上を尋ねても、答えられる社員は少ない。社員数が多い会社ほど、一人が会社全体を背負っているわけではなく、経理や経営企画など数字を日常的に扱う部署でなければ把握していないのが実情だと語る。業界地図や就職四季報などで業界全体の概要を短時間でつかむこと自体は有効だが、数字を暗記すること自体が評価されるわけではないと述べる。
「森」ではなく「木」を見る
Utsuさんは、就職活動の企業研究においては「木を見て森を見ず」ということわざとは逆に、あえて木を見るべきだと主張する。理由は、就活生は森全体を評価する立場ではなく、その森に入って木を切り倒す当事者として入社するからだ。コンサルタントのように俯瞰する視点ではなく、自分がその会社に入って働く主体としての視点で企業のホームページや製品を調べていくと、「なぜこの会社はこの分野で業界3位なのに、別の領域では1位なのか」といった問いが自然に湧いてくると語る。大事なのは、自分がその会社でやりたいことを軸に情報収集をすることであり、これを守れば方向性がぶれることはないと述べる。
森同士の比較は後回しでいい
複数の企業や業界を比較する「森の比較」は、就職活動の段階では後回しでよいとUtsuさんは語る。比較は内定を複数得てから並べて判断すればよく、選考が進んでいる段階で企業や業界同士を比較してばかりいても意味がないという。理系の学生であっても同様で、自社の製品を通じて顧客にどんな価値を届けたいか、どうすれば仕事がうまくいくかという自分主体の問いで考えることで、企業研究は格段にやりやすくなると述べる。逆に、やりたいことが浮かばない企業を無理に受ける必要はなく、面接会場の雰囲気や面接官の印象でテンションが上がるような姿勢は、相手に依存した「まやかし」だと厳しく指摘する。
やる気は面接でも必ず伝わる
自分がその森に入って木を切り倒すつもりで企業を調べれば、面接で何を問われてもエピソードは自然と出てくるとUtsuさんは語る。選考中に「自分がどう思われているか」を気にするのではなく、「自分はこれをやりたい」と前向きに主張できる人が評価されるという。また、就職活動の数ヶ月は、人生の中でこれほどフラットに多くの企業と出会える貴重な機会はほとんどないと述べ、この機会を森を眺めるだけで終わらせるのはもったいないと語る。就活当初は優先順位が低かった企業が、実は一番やりたいことができる場所だったと気づくケースもあり、条件面だけで選んで後悔する例は多いという。自分がやる気を持って企業研究できたかどうかが、入社後の納得感につながるとUtsuさんは締めくくる。
要点
- 企業研究で財務数値を暗記しても、面接で直接問われる場面は少なく、それ自体は評価につながらない
- 業界全体という「森」を俯瞰するより、自分がその企業に入って何をしたいかという「木」の視点で調べる方が企業研究はうまくいく
- 企業・業界同士の比較は内定を得てから行えばよく、選考中はやりたいことベースで主体的に情報収集することが納得感のある入社につながる
自分がその会社で何を成し遂げたいかを軸に企業研究を進めることが、面接での説得力と入社後の納得感の両方につながる。