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【就活】隠れ優良企業の見つけ方(無気力な文系就活生向け)
「やりたいことが見つからない」「とにかく良い会社を教えてほしい」という無気力な文系就活生に向けて、Utsuさんが特許取得件数から隠れ優良企業を見つける具体的な方法を解説する。就活サイトの構造上、宣伝力のある企業ばかりが目立ち、本当に優良な企業は埋もれてしまうという問題意識から出発する内容である。
就活サイトでは隠れ優良企業は見つからない
Utsuさんは、就活サイトが営利で運営されている以上、企業からお金を払われた分だけ露出が増える仕組みになっていると指摘する。バナー広告やセミナー案内で目立つ企業は、広告費を投じているから目立っているだけであり、隠れ優良企業はそうした場所にお金をかけない。仮に「隠れ優良企業特集」のようなコンテンツで紹介されていても、他の学生の目にも同じように留まっている時点で競争率は上がってしまう。だからこそ、就活サイトの中だけで探そうとしても本当に狙い目の企業には辿り着けないとUtsuさんは語る。
特許取得件数という切り口
今回Utsuさんが提案するのは、特許の取得件数から企業を探すアプローチである。特許は他社と同じ技術では取得できないため、出願・取得件数が多いということは独自技術を持ち、かつ出願を続けられる体力がある証拠になる。独自技術を持つ企業は競合が参入しにくく、それをベースにした製品で収益性を確保しやすいため、経営が安定し潰れにくい傾向があるとUtsuさんは説明する。狙う企業規模の目安としては、売上高500〜1000億円前後がスイートスポットであり、大きすぎると知名度が上がり競争率も上がってしまうため文系就活生には不利になる。営業利益が100億円を超えていれば十分優良な企業と言えるとされる。
実際の探し方と具体例
探し方として、特許ランキングを掲載する知財ポータルサイトで特許「取得」件数の上位企業を確認する方法が紹介される。上位20位程度は誰もが知る大手企業が並ぶが、300位あたりまで見ていくと、無気力な文系学生にとっても知らない企業が多く出てくるという。具体例として、測定機器メーカーのミツトヨ(特許取得件数3,396件、売上高730億円、営業利益191億円)、光学機器メーカーのトップコン(Googleストリートビューのカメラを手がける、売上高1,455億円、営業利益120億円)、産業用チェーンで世界シェア1位を誇る椿本チエイン(売上高約2,000億円)などが挙げられる。あわせて主要株主も確認し、親会社が過半数の株を持つ子会社の場合は出世の主導権が親会社側にある可能性がある点にも注意が必要だとされる。
文系学生にとっての意味
理系学生であれば自分の研究分野の延長で自然と関連企業に辿り着けるが、学ぶ軸が曖昧な文系学生にはそれが難しい。だからこそ、特許という客観的な指標で将来性を確認しつつ、一定の事業規模がありながら知名度が低く就活サイトで宣伝されていない企業を狙うことで、激しい競争を避けて就職できる可能性が高まるとUtsuさんは述べる。「全部リスト化して見せてほしい」という声もあるだろうが、こうした調べる作業を通じて「自分は何がしたいのか」を考えるきっかけになってほしい、という期待も語られている。
要点
- 就活サイトは広告費を払った企業を優先的に露出させる構造のため、隠れ優良企業は見つけにくい
- 特許取得件数の多さは独自技術と企業体力の証であり、売上高500〜1000億円・営業利益100億円超が優良企業の目安になる
- 特許ランキングを300位程度まで確認すると知名度は低いが競争優位性の高い企業(ミツトヨ、トップコン、椿本チエインなど)が見つかる
やりたいことが定まらない文系就活生にとって、特許データという客観的な軸から企業を探す作業自体が、自分の志向を見つめ直すきっかけになるはずである。