転職の戦略とタイミング

YouTubeで「転職」で検索すると、私の顔がいたる所に表示されると思います。強いご支持を頂いており、感謝申し上げます。多くの方から「転職に成功」のコメントも頂いており、転職のテーマを取り上げて良かったなと感じています。

日本において転職は良くない事でした。私がいたIT業界はそもそも転職が一般的でした。新しい産業だったからです。それが外資系企業ともなると、実績を積み、転職(自分の価値を上げて転売)を繰り返す事により自分の価値は上っていくわけです。私自身は候補者として転職の面接を受けたことがありません。それなりに有名人なので、先方からお声がかかり、給与も含む良い条件を選べる立場でした。

一般的には転職の際に面接をするでしょう。私は面接官として500人以上の中途入社の方を面接しています。応募書類を見てお会いするわけですが、8割の候補者の方は落としました。私がみていたポイントを解説したのが下記動画です。(前半は第2新卒について、後半(1分37秒)から私が聞いてきた2つの質問の解説をしています。)
(1)いまの会社を辞める理由をポジティブに説明できるか?
(2)どんなに小さい実績でも、「なぜそれが自分でなければ出来なかったのか?」を説明できるか?

中途採用面接に至るまでの過程として、「転職エージェント」、「人材紹介会社」を使うのも良いでしょう。メリットは下記通り:
(1)自分で会社を探さなくて良い
(2)希望年収以上の会社だけ受ければ良い
(3)あなたが平均的な能力だとしても、他社では今すぐ欲しいかもしれない。
転職で重要なのは、「基本給が上がる事」です。基本給が横ばいなら今の会社で待遇改善を図ったほうが良いでしょう。私の年収アップ履歴もご紹介しています。

また、転職のタイミングとしては、自分の実力のピーク、そして今の会社で学ぶことも無くなってきたな。というタイミングが最高のタイミングと考えます。興味があれば、是非下記動画をご覧ください。

転職の黄金期は30歳前後です。もし40歳以上の方々がいれば、こちらの動画をみてください。事情は大きく異なります。転職の戦略として「待ち」の体制とスペシャリストとしての評判をつける。そして嫁ブロックなどの防止のためにも、転職をしたいかも?と思ったその瞬間から家族への相談をする事が大事だと考えます。

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投稿者プロフィール

Utsuさん
Utsuさん1976年1月生まれ〜外資系サラリーマンとして20年勤め上げ独立〜日本が一流の国であり続ける事に貢献したい人〜詳細経歴はLinkedInボタンより〜
1976年1月愛媛県愛南町生まれ (自称)日系大手企業の内情に世界一詳しい男

1998年 宮崎国際大学卒業後、ネクストコム株式会社入社し、IT通信機器の営業マンとなる。

2000年 外資系IT企業(i2 Technologies)にてSCMパッケージソフトの営業マンとして売上世界No.1を2年連続で達成

2002年 26歳で執行役員 東日本営業統括本部長に就任し、数々の巨大サプライチェーンプロジェクトを通じて日本の巨大製造業の改革に従事する。

2005年 30歳までの18ヶ月間、海外を放浪しながらWeb Programming技術を習得しサービス運営を行う。

2006年 30歳で日本に帰国。Symantec日本法人でセキュリティ製品部門責任者、SAP日本法人で中堅規模市場とパートナー部門の責任者を勤めた後、独立。

2017年7月より 外資系企業の日本進出支援のコンサルティング業を行う傍ら、YouTubeにて若者の地力を上げるコンテンツを配信している。

〜スコティッシュフォールド(茶々丸)とマンチカン(チビ)とノルウェージャンフォレストキャット(あねさん)の猫3匹と一緒に港区六本木在住〜